メタニウムMg7の分解洗浄~組み立て

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はじめに

10年以上使用しているメタニウムMg7のメンテナンス記録です。スピニング含めこれまでで最も長く使用したリールになります。ここ数年はベイトフィネスで使用、スコーピオンBFSがメインになりつつあるので売却するか迷いましたが、多くの思い出と深い思い入れがあり、多少のゴリ感はあるもののまだまだ使えるのでメンテナンスついでにスプールを変更してテキサス専用リールとして使う事にしました。

自己流なので正しくない事が多々あるかもしれません。本記事を参考に作業される場合は全て自己責任でお願い致します。

分解

まずはスプールを外します。黄色部のロックを「OPEN」側にスライドさせカバーを外します。

ベアリングを固定するパーツを外してスプールを取り外します。普通のネジ同様、反時計回りで緩みます。

リテーナーのネジを外します(ハンドルを交換しているので純正のものと形は異なりますが、構造は同じです)。

ハンドルを固定している10mmのナットを外します。逆ネジになっているので時計回りに回すと緩みます。

ハンドルを外したらドラグ周りの部品を外します。ドラグ固定ナット(画像真ん中の四角いナット)も時計回りで外せます。画像の左2つのワッシャーは取り付けの向きが決まっていますので、組み立ての際には注意が必要です。

メカニカルブレーキとベアリングを外します。ベアリングはミネベアのオープンベアリングに変更してあるので純正の物と異なります。

カバーを留めている3ヵ所のネジを外します。

ここのネジは長さのある精密ドライバーを使用しないと難しいです。

ネジは1本だけ長さが異なるので組み付けの際に注意が必要です。

カバーを外します。

メインギア周りのパーツを外します。

メインギア軸を外します。2本のネジで留まっています。

Eリングを外し、メインギア軸周りのパーツをバラします。

ピニオンギアを外します。取り外した真ん中の白いパーツ(クラッチヨーク)は向きが決まっているので、組み立ての際には注意が必要です。

2本のネジを緩め、クラッチ周りのパーツを外します。バネ(2枚目画像の一番左)によってテンションがかかってますので、慎重に取り外します。

Eリングを外してカバーを抜き取ります。

クラッチレバーを留めているネジを外します。

プレートを留めているネジを外します。

固定板を留めている3本のネジを外します。

レベルワインドガードを留めているネジを外します。

Eリングを外してレベルワインド周りのパーツを取り出します。

レベルワインド周りを更にバラします。

パーツを全部取り外した状態。

洗浄

パーツクリーナーの残量が少なかったので本体のみ食器用洗剤で水洗いし、他のパーツはパーツクリーナーで洗浄しました。

組み立て

今回は知る人ぞ知る車用の添加剤、GRP(ジーアールピー)を塗布して組み上げてみました。グリスは使ってません。車のエンジンオイルに使ったものですが、使用後のものでも逆さまにしておけばリールに使う程度の量は採れます。

組み立てた状態。スプールは純正品に戻しました。巻き心地は、まぁ、普通です。可もなく不可もなくといった感じで、メンテナンス前との差は感じません。

工具

今回使用した工具はこちら。長い精密ドライバーはメタマグ分解以外に使った事はありません。

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