17スコーピオンBFS 左 の分解~組み立て【その①】

釣具
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はじめに

釣り活動が本格化する前に17スコーピオンBFSのメンテナンスを行いました。使用年数は1年半くらいで使用回数は多分30回程度、重いルアーをフルキャストするような使い方はしていないためパーツの劣化は無いと思いますが、道具をメンテした後は気持ちの面で安心感があり、気分良く釣りができるので(なんとなく釣れそうな気になる)、一通りの分解洗浄からグリスアップまでを施しました。

自己流なので正しくない事が多々あるかもしれません。本記事を参考に作業される場合は全て自己責任でお願い致します。

分解

最初にマグネットブレーキを外します。黄色のロックを「OPEN」側にスライドさせ、ずらすように外します。

スプールを外します。軸をつまんで抜くだけです。

ハンドル周りを分解していきます。黄色のネジを外し、カバーを取ります。

カバーを外すと10mmのナットが出てくるので、スパナ等で緩めて取り外します。私はいつもモンキースパナを使用しています。逆ネジになってますので、時計回りに回すと緩みます

ナットを外すとハンドルが取れます。スタードラグも同じように時計回りに緩めて外し、ワッシャーを抜き取ります。画像左の2つのワッシャーは上下の向きが決まってますので、組み立てる時に注意が必要なパーツです。

本体のカバーを外します。4つのネジで留まってますので、まずは下記の3ヵ所のネジを外します。ネジは1本だけ長さが違うので、場所を覚えておきます。

残りの1ヵ所は反対側から留まっています。

カバーを外すとギアが見えてきます。リールに限らず機械の仕組みや精巧に作られた部品を見ていると何故かワクワクしてきます。

カバー側にくっついてきたパーツ(ローラークラッチインナーチューブ)を外します。

ドライブギアとドラグ関係のパーツを外します。引っこ抜くだけです。

ピニオンギアを外したらクラッチ周りを分解するため2ヵ所のネジを外します。ピニオンギアを支えている黒いパーツ(クラッチヨーク)は向きが決まってますので、これも忘れないようにしておきます。

ネジで留まっていた金属のパーツを取り除き、その周辺パーツを外します。画像は既に取り外した状態ですが、ピンクのパーツとその右のパーツ、さらにその右のバネが対象です。これらの部品は全て繋がっており、バネによってテンションが掛かってます。適当に外すとバネがどこかに飛んで行ってしまいますので、慎重に取り外します。

ドライブギア軸を外します。こちらも2本のネジで留まっています。ドライブギアを外したタイミングでこちらを外しても問題ありません(このあたりの取り外しの順番は適当です)。

バラバラになってきた感じがします。

クラッチレバーを留めているネジを外します。これを外すことにより、クラッチに繋がっていた金属のパーツ(クラッチプレート)も外せます。

黄色の2ヵ所のネジを外し、黒いプラスチックのパーツ(本体Aシート)を外します。画像は既に外した状態です。クラッチ周りはこれで終了。

次はレベルワインド周り。黄色の左上にあるネジを外してレベルワインドガードを取り外したら、黄色のEリングを外します(Eリングを飛ばさないように注意)。Eリングの下には調整座金(銅製の輪っか)が3枚挟まってますので、1枚ずつ丁寧に取り出します。

キャップを外します。

中に入っているパーツ(ウォームシャフトピン)をピンセット等で取り出します。

こんな形のものが入ってます。

レベルワインドガイド、ウォームシャフトを取り外します。下記の画像は取り外した後の状態です。

フレームに付随するパーツの取り外しはこれで完了。厳密にはあとちょっとだけ取り外せるパーツがあるのですが、洗浄とグリスアップにあまり関係がないと思われる部分なので今回は取り外しませんでした。続きは【その②】をご覧ください。
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