はじめに
年に数回ディズニーシーに遊びに行くのですが、その際に高確率で食べるのがニューヨーク・デリというお店の「ルーベンホットサンド」。雑に言えばただのサンドイッチですが、これがとても美味しく、普段から家で食べられないものかと試行錯誤し、それっぽい物を作る事ができましたので、そのレシピをご紹介したいと思います。
コンセプトはその辺のスーパーでいつでも買え、なるべく低コストの材料を使う事です。完璧な再現ではありませんが近い味は出せていると思いますので、ご興味ある方は参考にして頂ければと思います。
オリジナルのレシピ
オリジナルのメニュー表には以下の表記があります。ちなみに単品での値段は770円です。
- ライムギパン
- コーンドビーフ
- ザワークラウト
- サウザンアイランドドレッシング
- チーズ
用意する材料
ヤマザキ ふんわり食パン
いくつかのパンで試しましたが、コストパフォーマンスが高く美味しく作れるのはヤマザキの「ふんわり食パン」の8枚スライスです。焼けばサクサクした軽い食感で最後まで飽きずに食べられます。他の食パンや袋入りのライ麦パンは、厚みのせいか味に飽きが来ます。パン屋さんで売っているライ麦パンは美味しいのですが、値段がちょっと高いのと、私の住まいの近くのパン屋さんでは必ず売っているわけではないので、いつでも手軽に買えるふんわり食パンがお勧めです。
パストラミビーフ
コーンドビーフの代わりです。コーンドビーフ=コンビーフ⇒スーパーで買えるのは缶詰のものが一般的かと思いますが、オリジナルはハムのような薄切りの肉になり、対する缶詰はミンチ状のもので味も違います。缶詰のもので作った事もありますが、オリジナルとは程遠い味になるため(それはそれでありでした)、手軽に買えるものとしてはパストラミビーフが近い味を出せる材料になります。ただ、パストラミビーフはブラックペッパーがまぶされているので、再現性を高めるにはこれをなるべく振り落とす必要があります。そのまま使ってもスパイシーで美味しいですが、再現という観点ではブラックペッパーが無い方が近い味になります。
ザワークラウト
ビン詰めの物でどこにでも売っているものです。オリジナルのものと比べると酸味が強いので、量を少なめにするか、使用する分を別の容器に移して水洗いすると、ちょうど良い味になります。
サウザンアイランドドレッシング
キューピー製のものを使います。キューピーでなくても大した違いはないと思います。
チーズ
色々な種類があってそれぞれ良さがあり、どれを使っても大抵美味しくなりますが、個人的にはこの「とろけるモッツァレラ」チーズがオリジナルに近い味だと思います。
作り方
パンにパストラミビーフを乗せる
キッチンペーパー等でブラックペッパーを拭き取り、それを隙間がなくなるように敷き詰めます。パックの半分くらい(50g前後)を目安に乗せます。
ザワークラウトを乗せる
水洗いしたザワークラウトを適量乗せます。
サウザンアイランドドレッシングをかける
かけすぎるとしょっぱくなるので、少なめにかけます。画像のものはちょっと多すぎです。もう少し少ないくらいが丁度良いです。
チーズを乗せてパンで挟む
チーズは多めが良いです。溶けるので中央に盛るように乗せます。
フライパンを温め、バターをひく
弱火推奨。サラダ油でも良いですが、バターの方が風味がでて美味しいです。画像のフライパンは鉄製のものですが、テフロン加工のものやホットサンドメーカーでも問題ありません。
パンをのせて焦げ目がつくまで焼く
パンは焦げやすいので弱火のまま焼きます。
ひっくり返して同じように焼いたらできあがり
味
まったく同じ味とまではいきませんが、それとなく近い味のものが出来上がります。ちなみに下の画像がディズニーシーのルーベンホットサンドです。使用されているコーンドビーフは薄くスライスされたものになります。代用としてパストラミビーフを使ってますが、これと同様の物が手軽に買えれば、再現度はより高くなると思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?材料はどこでも手に入り、調理工程は挟んで焼くだけなのでとても簡単です。ホットサンドメーカーがあればアウトドアでも簡単に作れます(アウトドアではザワークラウトとパストラミビーフをそのまま使います)。また、パストラミビーフの代わりにスモークチキンを使用しても美味しいものができあがります。簡単手軽でとても美味しいので、興味を持たれた方は是非チャレンジしてみてください。