木製のスプーンと小皿のメンテナンス

飲食/調理
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概要

表面がザラザラになってしまった木製スプーンと木製小皿のメンテナンス記事です。多少の体力があれば誰でもできると思いますので、ご興味ある方は参考にしてみてください。

素人判断なところもありますので、本記事を参考に作業される方は自己責任でお願いします。

メンテナンス用の道具

蜜蝋クリーム、紙やすり、キッチンペーパーの3つです。

①蜜蝋クリーム

コーティングに使います。ウレタンでコーティングする方法もあるようですが、見た目がテカテカになるのが好みではなかったので蜜蝋を選びました。とは言え、食器用と記載のあるものが見つからず結構悩みました。ほとんどのものが人体に影響なさそうな成分だけで作られているので、深く考え過ぎずに少量のものを購入。近くのホームセンターには置いてなかったのでネットで購入しました。

②紙やすり

対象の表面が荒れていなければ不要です。今回は家に余っていた320番の耐水ペーパーを使いましたが、これで表面を整えるのは結構大変でした。荒れ方が酷い場合はもっと番手が低いものを用意した方が良いと思います。

③キッチンペーパー

蜜蝋ワックスを塗り込むのに使います。布やスポンジでもOKだと思います。表面が滑らかであればティッシュペーパーでも大丈夫だと思いますが、毛羽立つ可能性があるので自分はキッチンペーパーを使いました。

メンテナンス作業

スプーン

購入してから5年以上は経過してます。メンテナンスは1度もやったことがありません。使用頻度は低いですが表面はザラザラ、年数相応の荒れ具合となってます。

まずはサンドペーパーで表面を滑らかにします。くぼみの部分がやりにくいですが、ザラザラ感が無くなるまで削りました。所要時間は15分くらいで少々指が疲れました。

ペーパー掛けが終わったら表面に付着している削りカスをキッチンペーパーで拭き取り、新しいキッチンペーパーに蜜蝋クリームを少量付けて塗り込みます。全体に塗り込んだら再び新しいキッチンペーパーで余分な蜜蝋を拭き取ります。それが終わったらそのまま半日くらい放置して乾燥させます(もっと短くても大丈夫かも)。見た目はしっとりした感じですが触るとツルツルで、深みがあって全体的に良い風合いに仕上がりました。

小皿

使用年数は2年程度。スプーンより表面積が広く荒れ具合も酷かったのでペーパー掛けに時間がかかりましたが、作業工程はスプーンと同じです。以下はペーパー掛け前、掛けた後、蜜蝋塗布後の画像になります。画像だとちょっとわかりにくいかもしれませんが、スプーン同様しっとりとした仕上がりになりました。

ペーパー掛け前
ペーパー掛け後
蜜蝋塗布後

使ってみた感想

蜜蝋クリームの匂いや味はまったくありません。唇に当たる感触も良好です。使用後はいつも通り食器用洗剤とスポンジでゴシゴシ洗いましたが特に問題ないように見えます。まだ2回しか使ってないので耐久性はわかりませんが、しばらくは大丈夫そうな感じです。そして何よりも自分で手入れする事により愛着が湧きました。安物ですが、これからも定期的にメンテナンスしながら長く使っていこうと思います。

 

以上になりますが、今回の記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

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