ユニクロの偏光サングラス(2019年)は釣りで使えるのか？

はじめに
まずは結論
詳細
おまけ
1. 釣果
2. コーヒーと食事とフィールドの風景

はじめに

ユニクロの偏光サングラスを購入したので実釣で使ってみました。使用感についてTALEXレンズの偏光サングラスと比較した感想もありますので、ご興味ある方は読んで頂ければと思います。

まずは結論

先にユニクロの偏光サングラスは釣りで使えるかどうかの結論だけ言いますと、十分使えます。とても軽量で値段も安く(税抜き1,500円)、品質及びデザインも悪くないので、特に偏光サングラスを使った事が無い方が初めて買うものとしてはお勧めの商品だと言えます。

詳細

購入の経緯

薄手でUVカットのロンTを探しにユニクロへ行った際、何気なく目に入ったサングラス類が気になったので近寄ってみると偏光サングラスが置いてある事に気付きました(ユニクロから偏光サングラスが販売されている事実を知りませんでした)。サンプル品を手に取ってみるととても軽く、店内から乱反射が激しい駐車場の車のフロントガラスを見てみると車内がはっきりと見えました。値段も税抜きで1,500円と安く、偏光フィルムの歪みも特に感じられなかったので、ドライブ用にいいなと思いブラウンを購入しました(ブラウンとブラックの2色があります)。

釣りでも使えるんじゃね？

偏光サングラスなので当然そういう発想になります。ちなみに画像のものは現在使用している釣り用の偏光サングラス。フレームはZEALのVERO、レンズはTALEXのトゥルービュースポーツ。かれこれ10年・・・は経ってないかもしれませんが、そのくらい長い間使っています。鼻パッドには青錆が付着してヒビも入ってますが、実用面での問題は無く偏光機能も十分に保たれています。ただ、UVカット機能に関しては少なからず劣化していると思うので、ユニクロのサングラスが使えるようであれば今後はユニクロ製を釣りのメインサングラスとして使ってみようとの目論みがありました。

実際に使ってみる

早速いつものフィールドにやってきました。最初の画像はカメラのレンズそのまま、2枚目はユニクロレンズを通した画像、3枚目はTALEXレンズを通した画像。う～ん・・・画像だと偏光の効果がまったくわからない・・・。何回か撮り直してみましたが良いものは撮れませんでした。本当は広告に使われているような明らかな違いを画像として収めたかったのですが、撮影の技術が無いため違いのわからない画像となってしまいました。すみません。

偏光の性能に差は無し

画像で伝えられなくて大変申し訳ないのですが、ユニクロとTALEX、どちらも乱反射を抑えて水の中が良く見え、偏光の性能に差は感じられませんでした。ただ、これはレンズの色や濃さによるものと思いますが、TALEXのほうが全体的にやや明るく見え、水底の石などの輪郭はユニクロのほうがややはっきり見えました。UVカットについてはわかりません。

1日使ってみた感想

9時～15時くらいまでユニクロの偏光サングラスを着けたまま釣りを楽しみました。結果は1匹のみ。釣果との因果関係はわかりませんが、偏光機能に関してはまったく問題ありませんでした。しかしながら、釣りにおける偏光サングラスとしてVEROと同等以上なのかと言われると、残念ながらそこはVEROに軍配が上がります。

何が違うのか？

レンズ(フレーム)と眼球の隙間から入ってくる光が眩しいです。レンズだけの性能差ではありませんが、VEROはこの隙間が小さいため、VEROに慣れているとこの隙間から入ってくる光を鬱陶しく感じます。ドライブは上からの直射日光だけなのであまり影響ないかもしれませんが、釣りの場合は水面からの反射があるため、直射日光 + 左右と下の隙間から入り込んでくる反射をどの程度抑えられるかは、実用面における重要なポイントになります。

結局釣り用の偏光サングラスとしては買いか？

偏光サングラスを使った事が無い方や、専用設計ではないものを使っていてその買い替えであれば、買いです。特に偏光サングラスを使った事が無い方に対しては、初期投資のコスト面からもお勧めします。逆に専用設計のものを使っている方に対しては、恐らくそれ以上の効果を得られる事は無いので、あえて買う必要は無いと思います。