令和初の釣行
メンテナンスを行ったリール3機の動作確認を兼ねて、GW中に釣りに行ってきました。半日程度の釣行で残念ながらボウズという結果に・・・。できれば魚を掛けたときの感触まで確認したかったのですが、キャスト時のフィーリングとルアーの巻き心地は十分確認できたと思います。
3機のリールについて
メタニウムMg7
車用の添加剤であるGRPをギア周りに塗布したリールです(メンテナンスの記事はこちらをご覧ください)。空回りさせた時はメンテ前との違いをほとんど感じませんでしたが、粘度のせいかヌルヌル感がほんの少し増した巻き心地となりました。キャストフィーリングは、そもそも用途をベイトフィネスからテキサスに変更しているため相対的な違いはわかりませんが、使っていて気になる点はありませんでした。
15クラド201
WAKO’Sのフッソオイル105を塗布したリールです(メンテナンスの記事はこちらをご覧ください)。こちら、以前より確実に巻き心地が軽くなりました。ベアリングにも塗布していますがルアーは軽快に飛び、キャスト時のストレスはありません(飛距離は測ってませんがメンテ前と同じくらいは飛んでいると思います)。オイルの値段が高いので継続して使い続けるかはわかりませんが、耐久性が良ければ他のリールにも試したいと思います。
17スコーピオンBFS
スーパールーブのグリスとオイルを多めに塗布したリールです(メンテナンスの記事はこちらをご覧ください)。実際に使ってみると想定より巻き心地が重かったです。原因はグリスを塗布しすぎた事で間違いないでしょう。少し重めの巻き心地にしたかったのですが、塗りすぎてしまったようです。暫くはこのまま使ってみようと思いますが、おそらく再度分解して余剰グリスを拭き取るか、あるいはフッソオイル105を塗布し直すと思います。グリスの塗りすぎで重くなる事は分かっていましたが、どのくらい塗るとどのくらい重くなるか、よい経験になりました。また、分解洗浄の時はすっかり忘れていたのですが、マグネットブレーキを調整するダイヤルが非常に硬く(個体差?)、爪を引っかけて強く力を入れないと回らないレベルだったので、これを何とかしたく帰ってから直ぐに弄ってみました。
マグネットブレーキダイヤルの調整
ブレーキユニットをカバーごと取り外し、3ヵ所のネジを外します。画像は上部のネジが写ってませんが、この位置にネジがあります。
ネジを外すとブレーキユニットが外れます。ひっくり返してダイヤルを留めているネジ(黄色い部分)を緩めます。ほんの少し緩めるだけでスムーズに動くようになるので、ダイヤルを動かしながら好みの硬さになるように調整します。調整が終わったら逆の手順で取り付けて完了です。これで楽にブレーキダイヤルを回せるようになりました。