オリエントスター:エレガントクラシックについて

小物関連
スポンサーリンク
スポンサーリンク

はじめに

特に腕時計が好きと言うわけではなく、ムーブメントの知識もまったくと言って良いほど無い私ですが、主にビジネス用として3年ほど使用している腕時計の使用感についてレビューしますので、この腕時計の購入を考えてる方の参考になればと思います。※スペックの事は書いてませんので、そのような情報を知りたい方は参考にならないと思います。

時計の紹介

今は亡きオリエント時計株式会社のブランド「ORIENT STAR」の「ELEGANT CLASSIC」というモデルを使っています。オリエント時計株式会社は執筆時点ではセイコーエプソン株式会社に統合されていて法人としては残っていませんが、「ORIENT STAR」のブランドは残っており、リーズナブルな機械式時計を継続して製造/販売されています。ちなみにこの「ELEGANT CLASSIC」は2018年7月に新しいモデルが発売されています(私のは旧モデル)。スペックの細かい違いは確認してませんが、デザインはほぼ同じで駆動時間が40時間→50時間に増えています。定価の74,000円(税抜き)も旧モデルと同じだったと思います。私のものはAmazonで購入、実売価格は55,000円(税抜き)くらいでした。

購入のきっかけ

まず最初に個人的な見解です。特にスーツ着用時に言える事ですが、時間を確認する仕草はスマホより腕時計を見る方がスマートだなと思っています。また、腕のアクセントとして映えるので、アクセサリー的な意味でも着けていた方が全体のバランスが良いと思っています(繰り返しますが個人的な見解です)。そんな訳で、スーツに似合う時計を1つくらいは持っていた方が良いのかなと思い、購入に至りました。

時計の選定

流行に左右されず飽きのこないシンプルなデザインで末永く使えるものが理想ですが、普段から情報収集しているわけではないのでまずはざっくりと以下の条件で探しました。

  • 3針(長針、短針、秒針)のもの。できれば日付の無いものを希望。
  • 予算は10万以下(少しくらいオーバーしてもOK)。

最初は目星を付けるためにネットで検索しましたが、やはり現物を見ないとよくわからないので秋葉原のヨドバシカメラに何度か通いました。種類が豊富で一般的なものであれば大抵置いてあるのでお勧めです。現物は予想通り画像や動画で見るのと質感が違いました。サイズも直径が2mm違うと着けたときの印象がかなり変わります。そんなこんなで色々な腕時計を物色し、自分の求めているものが何なのかが明確になってきました。

  • 3針のものであれば日付があってもよい(3針で日付無しはあまりありません)。
  • インデックス(文字盤の目盛りや数字)はローマ数字。
  • 文字盤は白か黒。
  • ベルトは革。
  • 丸型。
  • サイズは大きくても40mmくらい(それ以上だとバランスが悪く似合わない)。
  • クォーツ(電池)でも機械式(ゼンマイ)でもどちらでも良い。
  • 予算的にやっぱり10万以下が望ましい(少しくらいオーバーしてもOK)。

この時点である程度候補が絞られてきました。ここで一旦冷静になりそれぞれのカタログ上のスペックを眺めながら再考。駆動方式についてはデザインがクラシックな感じなので機械式のほうが雰囲気があっていいかなと思い、メーカーは国産を応援したいので日本のメーカーに決めました。残った候補はSEIKOプレサージュとORIENT STARエレガントクラシックの2つで、改めて現物を確認しに行き何度か着けてみました。文字盤の質感はプレサージュの方が高級感がありましたが、サイズ的に私の腕に似合うのはエレガントクラシックの方だったので、こちらに決めました。ヨドバシも割引価格だったのですが、還元されるポイントを考慮してもAmazonの方が安かったのでAmazonでポチりました。

使用感

分厚くて重い。これが最初の正直な感想です。事前に何度か着けてはいましたが、店頭で腕に付けただけなので歩行や普段の生活での使用感まではわからず、実際に使ってみると意外と重みを感じました。また、ゼンマイをフルに巻いた状態でも2日もたないので、金曜に外して土日放置すると月曜の朝には止まってます。そして時刻合わせの際に止まった時間の午前/午後を間違うと、日付機能に影響があるため再度時刻合わせを行うはめになります。さらに、私の個体は1日で約20秒程遅れるので、分単位での正確な時を刻ませるには少なくとも3日に1回は時刻合わせを行う必要があります。機械式の腕時計を愛用されている方にはごく当たり前の事ですが、私にとっては初めての機械式だったので最初のうちは色々と戸惑いがありました。ですが、買って損したかと言うとそんな事はまったくありません。厚みや重さは時計の重厚感に感じ、時刻合わせも機械式ならではの楽しみ方の一つと思え、その手間が愛着に繋がってます。元々機械とか好きな方なので、アナログな仕組みでこれ程のものを作り上げた職人の方に敬意を表しつつ、今ではどんな構造なのか分解してみたい気持ちすら湧いてきます(元に戻せる自信が無いので今は分解しません)。

現在の使い方

純正の革ベルトが黒でちょっと堅苦しい感じがしたので、違う色のバンドに変更し、カジュアル感を出しながら使ってます。水や汗に強いバンドらしいですが、夏場は汗で臭くなります。日々匂いをチェックし、ちょっと匂ったら直ぐに交換、外したバンドはキッチン用アルコール除菌スプレーを吹きかけて日陰干ししています。また、ベルトの尾錠はDバックルに変更しています。腕への装着が楽で落下させる事もまずないのでお勧めです。バンド(20mm-18mm)は値引きされて4,000円くらい、Dバックルは3,000円くらいのもので、共に「BAMBI」というメーカーのものです。バンドのサイズは純正のものと比べて尾錠側が2mm太くなりますので、Dバックルはこれに合わせて18mmのものを購入しました。

まとめ

好みの話なので個人的な見解になりますが、デザイン的にはスーツに間違いなく似合います。所有欲も満たしてくれます。バンドを変える楽しみもありますので、ベルトや革靴の色に合わせると統一感があって良いかもしれません。また、バンドを変えればカジュアルでも違和感なく使えます。ただ、機械式が初めての方や極端にものぐさな方は、間違いなく時刻合わせを面倒と感じますので、ある程度の覚悟が必要かと思います。それと、購入する際には現物を手に取って確認する事を強くお勧めします。

タイトルとURLをコピーしました