フック交換可能なスモラバ作成

釣り関連
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概要

創作意欲の赴くままに、フック交換可能なスモラバを作ってみました。特別難しい工程はありませんので、興味がある方は参考にしてみてください。

詳細

用意したもの

・バレットシンカー(5g)
・ステンレス線(0.9mmと0.3mm)
・スプリットリング(#2)
・スナップ(#00)
・シリコンスカート(0.9mmと0.6mm)
・フック(#1)
・塗料(車用) ※無くてもOK

①シンカーの塗装

ステンレス線(0.9mm)を10cmくらいにカットし、手曲げである程度真っすぐにしたらバレットシンカーを通して塗装します。塗装は必須ではないので、面倒な場合は省いてOKです。

穴の大きさがぎりぎりなので、ワイヤーが曲がっているとなかなか入りません。
今回はグリーン系に塗装しました。
【補足】
塗料は車の補修用がお勧めです。画像のタッチアップペンはカー用品店やホームセンターなどで売ってます。簡単に塗れて確実に硬化します。色の種類が豊富なのでお好みのカラーリングが行えます。逆に、100均などのマニキュアはお勧めしません。色がノリにくいので厚塗りする事になり、硬化もしません(爪で押すと痕がつきます)。また、溶けはしませんが夏場の車内温度でドロドロ状になり、それが他のルアーやケースにこびりついてえらいことになります(経験済み)。

②スナップの取り付け

1時間くらい経つと、塗装面は触ってもくっつかないくらいに乾くので、乾燥を確認したらステンレス線の端を輪っか状にし、2回ねじって余った分をカットします。そしてその輪っかにスプリットリングとスナップを取り付けます。

ワイヤーループペンチで挟んでラジオペンチで捻じると割と簡単です。
スプリットリングはラジオペンチで先端をつまんで開き、取り付けます。
【補足】
ステンレス線などに曲げ加工を施すにはワイヤーループペンチが便利です。ラジオペンチなどでも代用できますので必須ではありませんが、DIY好きな方は持っておいて損はない工具だと思います。

③シリコンスカートの取り付け

手持ちのガマカツシリコンスカートを使います。近辺の釣具屋には売ってないので購入はいつもAmazonです。需要が無いせいか取扱量が減ってきているのが非常に残念です。
スカートは55~60mmくらいにカットしたラウンドタイプの0.9mm×1と0.6mm×2を巻きつけました。

0.9mm(上段)と0.6mm(中段と下段)
固定したシリコンスカートを爪で挟んでちまちまと裂いていきます。
【補足】
シリコンスカートの固定には0.3mmのステンレス線を使ってます。予め10cmくらいにカットしたものを2回転巻きつけ、両端をラジオペンチで引っ張り、捻じりながら切れない程度に締め付けた後、根本から2~3mmくらいの所でカットしてます。中央より5mmくらいずらした箇所を固定することで、シリコンスカートの長さに違いをだしてます。

この工程の詳細が気になる方は、下記記事を併せてご覧ください。
オフセットスモラバの作り方
自分で作れば1個100円ちょっとで作成できるスモラバ。オフセットフックを使用する事で根掛かりを減らす事もできますので更に経済的。自己流ですがオフセットスモラバの作り方を載せましたので、ご興味ある方はご覧ください。

④アイの作成

ステンレス線のもう片方にも輪っかを作り、2回捻じって余った部分をカットします。捻じる際にラジオペンチで塗装部分を少し削ってしまったので、補修ついでにステンレス線も塗装しました。塗装が乾いたらフックを取り付けて完成です。

今回1番苦労した工程。先にステンレス線をカットしたほうがやりやすいかも。
フックは#1を装着。これで完成。

重量測定

重量はフック込みで約7g。見た目はスカート付きライトテキサスの亜種といった感じです。これをスモラバと言って良いかはわかりませんが、明確な定義がないのでとりあえず自作スモラバと称します。

感想

釣れる気がする!
どんなにチープでも、自作したものって最初はそう思ってしまいます。今回の作品もまた然りなのですが、作ってて気になった事が1点あります。それは、ラバーの付け根からフックまでの距離が思ったより長くなってしまったので、うまくフッキングできるかがちょっと怪しい点です。ワームを着けての使用を想定しているので大丈夫だとは思いますが、昔何かでラバージグの捕食動画を見た際、ラバースカートの部分をパクっと咥える感じで捕食していたシーンが多かったのを記憶してます。ラバージグもスピナーベイトもスカートの中にフックがあるので問題なくフッキングできますが、今回作ったものはフックがスカートより後ろにあるので、フック部分までガッツリ咥えてくれるのかが心配です。

実釣時のレビューや釣果報告はまたの機会に記事にしたいと思います。
以上になりますが、今回の記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

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