UCOキャンドルランタンのオイルランタン化【その2】

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はじめに

余り物を有効活用してオイルインサートを新たに作成しました。改良点は燃料タンクの容量アップ(30ml→50ml)になります。見た目も少しばかりおしゃれにしました。

出来上がったもの

まずは完成品の全体像です。なんとなくアンティークな感じが漂っていて自己満足度は高いです。

縮めた状態。芯が天井に触れるかどうかのギリギリの状態ですが、一応クリアランスは保っています。

作ろうと思ったきっかけ

既存の物はオイルタンクに一味唐辛子の空き瓶を使ってましたが、容量が約30mlで尚且つ太い芯を使用していたこともあり、燃焼時間が約3時間程度と個人的にはちょっと短いと感じていました。加えて、燃料を入れる作業が思いのほか面倒であり、構造に不満もありました。

UCOキャンドルランタンのオイルランタン化
その昔に非常時用として購入したUCOキャンドルランタンをオイルランタン化してみました。蝋まみれになる悩みから解放されると思うので、アウトドアで使い倒そうと思います。

コロナウイルスの蔓延により、緊急事態宣言が発令されてからは釣りやアウトドア全般の趣味を自粛しているため、こんな時でも何か楽しめる事をやろうと思って改めてオイルインサートの改良版を作ってみようと思ったのがきっかけです。

用意したもの

50mlのスクリュー管。小分けにした試薬なんかを入れたりする瓶です。アウトドア用に醤油とかソースなどの液体系調味料を入れようと思って購入したものですが、1度も使ってません・・・。
※サイズ的に内部の金属ケースには入りません。

工芸品に使う何か。ニップル用のネジ山が切ってありますが、どのような用途に使うかは不明。いつ、何のために、どこで買ったかもうろ覚えの物です。

金剛打ちの綿ロープ(太さ3mm)。タープ用に買ったのを覚えてまが、これも使ってません。

すきま用テープ。アウトドア用に購入したものではありませんが、未使用のものが家に余ってました。

ゴムワッシャー。既存の物を作る時に購入したもの。既存のものと合わせて2枚使います。

作り方

工芸品用の何かをリューターで削って3mm程度の穴を開けて貫通させます。元々ニップル用の穴が開いていたので、5mmくらい削ると貫通します。

ゴムワッシャーを1枚、くびれの部分に無理やりはめ込み、もう1枚はニップルとナット(既存のものを流用)で固定します。

綿ロープを通してニップルの隙間にコットンを詰め込みます。

長さを確認しながら適当なところでカットします。ジャストサイズではないですが、ゴムワッシャーが一応栓の役割を果たします。逆さにしても抜け落ちる事はありません。

純正品の底蓋からバネを外します。

隙間用テープを2週程巻き付けます。

スポンジを圧縮させながら底蓋に納めます。逆さにしても落ちない程度には固定されます。元に戻せる事を考慮して、グルーガンや接着剤を使った固定はやめておきました。ホームセンターを物色すれば固定に使えるもっと良いものがあると思いますが、不要な外出を避ける意味でも、今回はこのスポンジでの固定とします。
一応これで完成!

燃焼具合の調整

燃料(今回はジッポオイル)を少し入れ、炎の大きさを確認しながら芯の長さを調整します。前回もそうでしたが、芯が1cmもあると思ったより大きく燃え上がりますので、念のため消火用の水を用意し、燃え移るものが無いガスコンロの上で調整。最終的に芯は2mm程度の長さとなりました。

燃焼イメージ

ルームランプON

ルームランプOFF

ルームランプOFF(斜め上から)

所感

余り物で作った割には中々良いものが出来たと思います(燃焼時間は実践時に測定したいと思います)。リューターを使う工程があるので少々敷居が高いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、アイデア次第で何か別の物を使ってもっと良いものを作る事も可能だと思いますので、この記事を読んで触発された方は是非チャレンジしてみてください(自己責任でお願い致します)。

自粛ムードが漂う昨今ですが、緊急事態宣言が解かれた後、これを使ってアウトドアを楽しむ事を妄想しつつ、しばらくはインドアでのDIYライフを楽しみたいと思います。

今回の記事がどなたかのお役に立てば幸いです。

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